群馬県中之条ガーデンズでブルガリア友好フェア2024年
04 June 2024 News
2024年5月25日から6月23日まで、群馬県中之条町の中之条ガーデンズで「ブルガリアローズフェスティバル」が開催されています。今回のブルガリア友好フェアは今年二年目となり、ブルガリア大使館も後援しています。ブルガリアの民族舞踊の公演、伝統工芸のワークショップ、イースターエッグの染め方のワークショップ、ブルガリアについてのセミナーなどが行われています。開催中はブルガリア料理を楽しむことができ、お土産店では、ブルガリアのハーブハチミツやジャム、ブルガリアのホワイトチーズ、ローズウォーター、トロヤン焼きの工芸品などブルガリア製品が販売されています。期間中、来園者にはブルガリアのダマスクローズのポストカードがプレゼントされます。
中之条ガーデンズは日本の中で一番大きい庭園の一つです。そして、中之条町は国内最古の温泉地の一つとしても有名です。
2024年6月2日、日本のローズの日にマリエタ・アラバジエヴァ大使と大使館員が中之条ガーデンズを訪れ、フェアに参加しました。中之条町長の外丸茂樹氏、中曽根弘文参議院議員、総合プランニング・ガーデンデザインの吉谷博光氏、河合伸志先生、市議会議長、市議会議員の方々が歓迎してくれました。ブルガリア料理の昼食会が開催され、地元の観光・温泉会社の代表、学校の校長、地元メディアの代表が参加しました。
バラ園内に新設されたブルガリアのコーナーに、アラバジエヴァ大使、中曽参議院議員、外丸町長がブルガリアのバラ「ダマスクローズ」の植樹式に参加しました。ダマスクローズの植樹は、ブルガリアと中之条町の友好な関係の強化、そしてその関係のさらなる発展を象徴するものです。将来中之条町と、農業、温泉とバラにおいて共通点が多いブルガリアの町との姉妹都市協定を結ぶために努力することが合意されました。
大使館通訳のエレナ・クツァロヴァによるブルガリアのバラとハーブの講演では、ブルガリアのバラ地域、栽培方法、バラ祭り、またハーブの伝統と習慣などが紹介されました。
講演会の後、「KOGA」ダンスグループによる民族舞踊のワークショップが行われ、出席者全員が参加しました。その中には、エレナ・クツァロヴァ氏が2023年にブルガリアの講演をした群馬県立吾妻中央高等学校の生徒も含まれていました。
大使館の訪問は、吾妻高校の生徒たちとの交流で幕を閉じました。生徒たちは、ブルガリアの文化を学ぶ機会を与えてくれたことに感謝し、9月に開催される同高校の文化祭にブルガリアのことを紹介したいとの意向を示しました。