Diplomatic missions

Africa

Asia

Australia and Oceania

Europe

North America

South America

駐日ブルガリア共和国大使館

ブルガリアのプロデューサーと音楽家による「ゾディアック・村上春樹への手紙」音楽アルバムを早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)に寄贈

15 April 2025 News

早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)を訪問したマリエタ・アラバジエヴァ大使はブルガリアのプロデューサーのマリオ・クラステフと作曲家のフリスト・ヨツォフによるCD「ゾディアック・村上春樹への手紙」を寄贈しました。

このアルバムは、ブルガリアの映画監督兼プロデューサー、マリオ・クラステフによる日本の作家、村上春樹への音楽のメッセージです。コロナパンデミックの間、クラステフ氏は村上春樹の全作品を集め、書かれた順で最初から最後まで読みました。その言葉、描く世界、音楽、物語に没入し、村上春樹に音楽のメッセージを送ることを決意、ブルガリアの著名な作曲家フリスト・ヨツォフに依頼しました。

アルバム「ゾディアック・村上春樹への手紙」には、フリスト・ヨツォフが作曲し、ブルガリアの才能ある音楽家、ナデジュダ・ヨツォヴァ、ボリスラフ・ヨツォフ、カリナ・アンドレエヴァ、フリスト・ヨツォフ本人、またソフィア・カルテットのヴァシレナ・ミレヴァ、ヨルダン・ディミトロフ、リュボミル・ニコフ、ヴァレンティン・ゲロフによって演奏された、クラシックとジャズをミックスした12曲が収録されています。CDの中に、クラステフ氏が村上春樹氏に宛てた手紙も入っています。

国際文学館(村上春樹ライブラリー)は、2021年に早稲田大学に開館しました。刊行された村上春樹作品を―日本語・日本語以外のものをあわせて―所蔵しています。村上氏からの寄託・寄贈を受け、執筆関係資料、インタビュー記事・作品の書評、海外で翻訳された書籍(ブルガリア語を含め50言語以上)、さらに村上氏が蒐集したレコード・CDの音楽が流れるコーナーもあります。そのコーナーには今月から「ゾディアック・村上春樹への手紙」の曲も流れています。

マリエッタ・アラバジエヴァ大使と国際文学館副館長の佐久間由梨教授との会談では、早稲田大学が毎年開催している日本文学の外国人翻訳者のためのセミナーへのブルガリア人翻訳者の参加や、ブルガリアでの日本人アーティストやイラストレーターの展覧会の開催について意見交換されました。

More photos

This site uses cookies. By accepting cookies you can optimise your browsing experience.

Accept Refuse More