岡山市で「日本とブルガリア 交流の歴史」展を開催
20 June 2025 News2025年6月6日~13日の間、岡山市で「日本とブルガリア 交流の歴史」展が開催されました。岡山市、岡山プロヴディフ交流協会、駐日ブルガリア共和国大使館の企画による特別展示です。開会式には大森雅夫岡山市長、磯野昌郎岡山プロヴディフ交流協会会長、協会のメンバー、ブルガリアの友人が出席されました。
本展は19世紀後半から現在に至るまでのブルガリアと日本の関係史を紹介するものです。長年外交官として活躍し、日本文学の翻訳家でもあるヴェラ・ヴトヴァ・ステファノヴァ氏とソフィア大学准教授及び歴史学者のエフゲニー・カンディラロフ氏が2019年に著した「ブルガリア・日本 政治、外交、人物、出来事」という本の内容に基づいています。2024年12月に「日本・ブルガリア交流史」という題名で同書の日本語版が菅原淳子先生翻訳で出版されました。
「日本とブルガリア 交流の歴史」展のプロジェクトはブルガリア共和国外務省およびブルガリアの在外公館・領事館の公共、 文化、デジタル外交および戦略的コミュニケーション分野における活動計画プログラムに基づき、ブルガリア共和国外務省の資金援助を受けて実現しました。
岡山市とプロヴディフ市は1972年に姉妹都市縁組を結び、以降様々な交流を行っています。今年の夏に岡山市の中学生がプロヴディフ市を訪問し、ブルガリアの学校の生徒たちと交流する予定です。
2022年より岡山市にブルガリアの国民的英雄フリスト・ボテフの像が建っています。プロフディフ市にも岡山市のシンボルとして知られる桃太郎の像があります。